カテゴリ: 娘との会話

 朝顔は朝に,昼顔は昼に,夕顔は夕に花咲く。

可憐なツキミソウや一夜限りの月下美人は、モチロン夜に花開く。

十五 十六 十七 と ♪

圭子の夢も又,夜ひらく。



実は。。。我が家にも夜開くものがある。

娘とのある朝の会話から。。。


 え~お父さん,今朝はパンなの。

パンはねー,腹持ちがね。。。。

お前、ほとんど毎朝飯(メシ)くわないじゃないか。

そうなのよ,朝はね。。。重いのよ!

私の口は、夜開くのよ。

父;「馬鹿言ってんじゃないよ。」



お前の朝は。。飯は残す,唯の おかず喰いじゃないか。

「はははは,一人娘の特権よ。」



無残,ある朝の食卓には何一つ残っていなかった。


 泡と湧き 泡と消えゆく うつしみに シェイプアップも 夢のまた夢


誤解しちゃ困る。私はリトル・マーメイドなんかじゃ あ~りません。

偶然, NTT-WESTのページで、『もてパパ特集』なるものが

掲載されているのを見ました。

http://www.club-ntt-w.com/neta/index.html

モテパパ アンケートの結果は、

(1)趣味や生活をよく理解してくれている 30%
  (自分勝手を許してっていうこと?)

(2)仕事ができる  21%
  (おこずかいが、いっぱい欲しいのかな?)

(3)なんでも知っている。  21%
  (宿題を教えろよ~って言いたいの)

(4)自分の趣味をいっぱい持っている。  9%
  (自分の趣味に没頭して、私にはカマウナという事かな)

(5)料理や掃除などの家事ができる。  7%
  (お嬢様のメイド?)

(5)見た目がかっこいい。  6%
  (露に消えたな,何はさておき、自分の姿を白雪姫してみな)

(6)いろんなトコロに連れて行ってくれる。
  (オヤジ タクシーをお望みかな)

ともかく,傾向と対策、自分自身を知ることが大切じゃないでしょうか。

さっそく、オヤジタイプ診断を試みました。

私のタイプは、化石オヤジ,地蔵オヤジと呼ばれるタイプのようです。

やってられないわ~♪

理想とするオヤジ像というのは、時間とともに変化してきた気がします。

歴史を超えた普遍の真理なるものが、この世の中に存在するのでしょうか。

コペルニクスから始まり、「それでも地球は回っている。」とガリレオがつぶやき、

ケプラーがモデルを提唱し、ニュートンが証明した地動説さえも。。。

我が家では。。。。


 父から娘へ

「地球は、お前を中心に回っているんじゃないぞ。」

娘。

「わかっているよ。それでも世の中は、私を中心に回ってほしいわ。」

再び、娘。

「まあ,いいか。我が家は私を中心に回っているから。」

ヤッパリ、地動説は正しかったのかな。

私の娘、

私と妻の娘,

あ~あ !

我がママ娘。


 蛙の子は、オタマジャクシ。

オタマジャクシは大きくなれば、ヤッパリ蛙になる。

トンビの子が、鷹になる事はない。

布団で眠る娘を見てフト思った。

ソット、お休み。

 豊臣 秀吉が、木下 藤吉郎と名乗っていた時代、

織田 信長に草履取りとして仕えていた。

いつ飛び出すか分からぬ信長に備え、

寒い冬の夜には懐に草履を抱き

軒の下に控えていたそうだ。

「こやつ、主人の履物に腰をかけておったな」

激怒する信長に、

「お草履は手前の主人、お風邪を召しては大変と存じまして……」

と答えたと人は伝える。

 でも。。。。

私の布団で私のパジャマの上で眠りこける娘。

「私のパジャマを暖めてくれているのだろうか?」

パジャマを引っ張り剥がしても、朝まで起きる事はなかった。

あ~。。。娘よ。

いざなうこと春風の如く。

ざわめくこと竹林の如く。

雄たけびは火炎の如く。

目覚めぬこと泰山のごとく。。


 私の股から産まれたわけじゃないけれど。。。。

「私はお父さんっ子なんです。」

娘は、誰はばかることなく言う。

高校生になっても、ソンナこと言うなんておかしいんじゃないか?

と問いかけると、

「いつまでもお父さん,お母さんと一緒にいたいんだ。」

「その代わり、最後は看取ってあげるからね。」

と答える。

最後の最後まで,動けなくなるまで、娘の面倒を見るのよ!

という事らしい。

減量して私が少しスマートになるに従い、

「マスマス似て来たね。」周りの人たちも言うようになった。

一心同体?

親子と言えどもオヤジと娘、考えることも違うし喰うものも違う。

でも。。。。

娘が風邪にかかると肺炎になる。

インフルエンザにかかると、何日か後には私もインフルエンザを発病する。

もしかして,もしかして。。。。

娘がまたインフルエンザにかかった。

かかったA型が新型か否かの判定は、医療機関ではもうしないそうだ。

「このご時世たぶん新型でしょう。」誰もが言う。

追伸

 高校生でも、65以上でもない私は、新型インフルエンザ予防接種の

優先接種対象者の範囲に確答しないと思っていました。

ある日、街で久しぶりに出会った友達が教えてくれました。

「安心しろよ。基礎疾患を有する者,メタボも基礎疾患だぜ。」

メタボにも、いい事があるようです。

ただし私は娘のオカゲで、新型インフルエンザの予防接種よりも

安いお値段で、済ます事になりそうです。


 絞れほどに搾り取られる。

起きてる間は、こき使われる。

立っていようものなら、なお更だ。

もう疲れた,寝るよ。

人の一生を燃え盛る炎に例えたなら、もう残り火だ。

どうして,どう思う,似合うかな?

送っていってよ,迎えに来てよ!

さあ、行くよ,一緒に行こう。

もう許してくれよ,一人で行けよ。

暑い,マトワリ付くなと言いたい。

今日もまた。。。。

お父さん、行ってくるぜ~。

我ママ娘、父作弁当片手に何処へ行くー。

ウ~メン

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