InfoMap.xlsはYahooMap API のJavascript版を利用して表示する Html形式のInfomationMAPを書き出します。 今回は、その概要から見てみましょう。
InfoMap.xlsを立ち上げると、まずInfoMapと表示された3つのボタン
(書込設定,MAP呼び出し,ブラウザ)を持つUserFormが立ち上がります。
Sheet1には各変数を書き込む欄があります。Sheet1への書き込みは
書き込み設定を使って行います。MAP呼び出しは、出来上がった,
あるいは作成途中のInfomationMAPをUserFormに貼り付けたWebBrowser1を
使って表示し、ブラウザボタンはPC既定のブラウザで表示します。
このとき、InfoMap.xlsと同じフォルダーにタイトルと同じ名前の
HTMLファイルを作成します。なお、追加機能としてHTMLを書き出すためには
Microsoft Scripting Runtime の参照設定が、WebBrowser1を表示するためには
ツールボックスコントロールのその他のコントロールからWindows Media Player
の追加,ブラウザを起動するためには、Win32APIの記載が必要になりますが、
その方法はそのつど見ていくことにしましょう。
モチロン、YahooAPIサービスのJavascript版 YahooMAP APIを使うためには、
開発者用のIDが必要になるのは、いうまでもありません。
YahooMap APIサービスのうちから、何を変数に選んだのか見てみましょう。
Yahoo!デベロッパーネットワークの中から
YahooMap API Javascript版バージョン2の概要は、
で見る事が出来ます。
また、アプリケーションIDの登録は
で行う事ができます。今回はこのうち下記の項目を変数として
選択しました。
1,初期変数
(1)中心座標(緯度経度),地図の縮尺
(2)Title(ファイル名共通)
(3)送信者氏名,メールアドレス
(4)住所およびTel,FAX
(5)配布先
(6)コメントとコメントの行数
2,追加変数
(1)地図に表記するアイコン
これにはID記号,緯度経度,アイコン記号の選択が必要であり、
必要に応じてラベルと吹き出しが追加することができ、
吹き出しにはリンクを指定できるようにした。
なお、吹きだしのなかにID記号が自動で挿入される。
(2)移動ボタン
指定の場所に中心座標が移動するボタンを追加して作成できる。
これにはNoとボタン上に表示される名称,移動先の緯度経度の
入力が必要となる。
3,InfomationMAP.HTMLに付加されている機能
(1)InfomationMAPと書かれている部分をクリックすると
InfoMap.xlsが立ち上がる。(同一ホルダーにHTMLとInfoMap.xlsがある場合)
(2)作成 男辛之をクリックするとhatakanajp, ハマさんのYahooBlog Noteが
ブラウザで立ち上がる
(3)印刷ボタンとアイコン追加,削除ボタンが表示されている。
ID記号に値を入力してアイコン削除ボタンをクリックすると指定したアイコンが削除される。
(4)地図上のアイコンダブルクリックでその場所が地図の中央に移動し拡大表示される。
4,注記
(1)3(3)印刷と追加,削除およびアイコン作成の為のテキストボックスなどは印刷されない
(2)アイコンクリックによる移動拡大および吹き出し内のLinkはIEでは旨く動作しない。
FireFoxおよびIEであっても、ファイルがWEB上にあれば動作する。
InfoMap.xlsをyahooブリーフケースにアップした。